自律神経とストレス
<自律神経のストレス反応>
自律神経には交感神経と副交感神経の二種類があります。
交感神経が働くと脳と体がいい意味でも悪い意味でも緊張します、
この緊張は脳や体を動かしやすくするためであり、主に日中に働きます。
逆に副交感神経が働くと脳も体もリラックスします、
究極のリラックスが睡眠ですから副交感神経は夜に働きます、
この副交感神経がきちんと働くことでぐっすりと眠れ、疲れも取れ、元気になるのです。
交感神経が働かなければならない時に副交感神経が働いて、
副交感神経が働かなければならない時に交感神経が働く状態を「自律神経の乱れ」と言います。
この乱れを起こすのがストレスであり、人間も含めてすべての生物は「ストレス=生命の危機」と無意識に捉えるから、
ストレス時には過剰に交感神経が働きます、(野生の動物が生命の危機から身を守るために必死に逃げたりするのと同じです)
これを「自律神経のストレス反応」といいます。