施術の説明
膜<Fascia>と痛みの原因について‥‥
‥オステオパシーの創始者のA.T.Still医師は「膜(Fascia)こそが人体で最も最初に評価し、治療するに値する組織である」といっております、
昨今はテレビなどでも筋膜○○といって膜を扱うことが広まっておりますが、ストレッチをしたり‥皮膚を擦ったりして筋膜○○と称するものも目立っています‥‥、
ただこの膜(Fascia)というものは身体の中の至る所に名前を変えながら存在しているものなのです、筋肉のところでは筋膜、骨のところでは骨膜、お腹では腹膜、心臓では心膜、脳や脊髄では硬膜‥みたいな感じで‥、
何が言いたいかといいますと、膜(Fascia)は全身につながってるため痛い部分や症状を訴えている部分に原因はなく離れた箇所に問題があったりする場合があるのです、
例えば‥数年前にした盲腸の手術後の膜の癒着により肩が上がりにくくなったり、膝が曲がりにくくなったり、身体の奥にある血管や内臓、あるいは足の関節の捻じれにより首や腰が回りにくくなったりする事があるのです。
‥‥‥オステオパシーの筋膜リリースは、ダイレクト(直接法)又はインダイレクト(間接法)でアプローチしてスティルポイント(静止点)へ導き組織をリリースします。